『何色の扉から開けて行くのが良いか』


「早いもので、お茶会開催日も間近ですー」

「あ、いらっしゃいませお客様ー」

「いらっしゃいませお客様」

「さてネージュ、本日お客様にお伝えするテーマをお願いします」

「ガッテンです! その名もずばり、ばばん!
【何色の扉から開けて行くのが良いか】についてです!」

「……ええ、そうですね。
お客様にとっては『何のことやら』でしょう」

「まあここに来て突然扉の話をされても
戸惑いしかないですよ。わかる」

「それではお付き合い頂ける場合は《つづき》からお進みください」

「もうです? もう少し《つづき》前でお話したいですー」

「……『毎度前振りが長い』とケイファに言われまして」

「これだからゆとりのない男は」
※この先、ゲーム本編の序盤で得られる
情報などを一部紹介しております。
閲覧の際はネタバレが含まれて
おりますこと、ご了承下さい。